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420 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/10/04(月) 15 11 31 ID ??? ウッソ「でも、一番意外なのは姉さんがこんな女の子っぽい服を持っていたことですよ」 セレーネ「持っててもいいでしょ。もう十数年も前の話なんだから」 キラ「押入れの奥から見つけてきたんだよ。こんなの着るの、ウチじゃ姉さんかロラン兄さんくらいだよね」 ロラン「サラッと僕を選択肢に加えないでください」 422 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/10/04(月) 15 34 05 ID ??? ジュドーはガン無視ですかそうですか ティエリア「…着ないぞ!」 424 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/10/04(月) 16 41 26 ID ??? スメラギ「ねえティエリア?」 ティエリア「学校への潜入以外では女装はしないはずだが? (*1)スメラギ・李・ノリエガ?」 425 名前:通常の名無しさんの3倍 :2010/10/04(月) 17 45 15 ID ??? ガロード「と、いうわけで頼むよ」 カリス 「どういうわけで僕なんです? しかもメイド服にバージョンアップしているように見えるんですが」 シャギア「(カメラの準備はいいか、オルバよ)」 オルバ 「(高く売れそうだね、兄さん)」
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魔法少女リリカルなのはViVid第1話 魔法少女リリカルなのはViVid第2話 魔法少女リリカルなのはViVid第3話 魔法少女リリカルなのはViVid第4話 魔法少女リリカルなのはViVid第5話 魔法少女リリカルなのはViVid第6話 魔法少女リリカルなのはViVid第7話 魔法少女リリカルなのはViVid第8話
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某所の工場跡、そこには十数名の男達が集まっていた。 「リーランドさん、空港火災で例のお宝が無くなったそうですぜ。それでもやるんですか?」 不安そうに聞いた男の声を受けて、周りに居た男達もリーランドと呼ばれた人物の方を見る。 「この計画には大金を注ぎ込んだんだ、今更引けるか」 廃材にどっかりと腰掛けたまま、リーランドは苛立ったように答えた。 「だけど、ぶん取るお宝が無けりゃ意味無いんじゃ?」 「それ以外にも管制AIや金持ちどもの荷物があるだろうが。少なくとも元を取るには十分だぜ」 「ですが………」 「くどい!」 言い縋ろうとする手下の声を遮り、隅の方に目を向ける。 「心配いらねえ、絶対成功する。こっちには心強い味方が居るんだからよ。なあ、先生」 周囲の視線も釣られて向いた先、暗がりの中に壁に寄り掛かるようにして一人の男が立っていた。 「あんたがいれば問題ないだろ。なあ、ジェフリー先生」 まるで返事をするかのように、陰の中で歪んだ笑みが浮かび上がった。 エルク達がリニアに乗り込む数時間前の事である。 リリカルなのはARC THE LAD 『第二話:ミッドチルダの車窓から(後編)』 粗方の事情を聞きだしたエルクは、まず始めに貨物室を片付ける事に決めた。 慎重に室内へと体を滑り込ませ棚の陰に隠れて様子を窺うと、先程は分りにくかった内部が良く見える。 縛られた警備員五人に強盗は三人、真正面から向かって倒しても良さそうだが、聞きだした話では他にまだ仲間が居るとの事。 呼ばれると厄介だと判断し、手近にあった小物を掴むと放り投げる。 緩い放物線を描きながら飛んでいくそれは、隅に落下するとカツンと小気味良い音を鳴らし、全員が揃ってそちらを向いた。 想像通りの素人臭い動き。 その隙に一息に間合いを詰めると、槍の鎬で無防備に曝け出された後頭部を薙ぎ払った 鈍い手ごたえの後、意識を刈り取られた男達は崩れ落ちる。 気絶した連中を見下ろして、エルクはつまらなそうに息を吐いた。 (相手にならねえな) 安全を確保したエルクは警備員らの縄を解いていくと、その縄で今度は先に捕らえた一人を加えて強盗達を縛っていく。 「もう終わりましたか?」 「まあな」 入り口から顔を覗かせたキャロに警備員の介抱を頼むと、今度は強盗達の武器を取り上げていく事にした。 と言っても、建築材を加工したロッドや改造エアガンなどばかりで、武器らしい武器などなかった。 可哀想なぐらい貧弱な装備に、この強盗グループの程度が知れ、この程度で何故リニアを襲おうと思ったのかますます謎が深まった気がする。 そんな時ふと横を見ると、自由になった警備員達が壁際の装置を前に何やら話し込んでいる。 不審に思ったが気にしないでいると、やがてエルクの方へと近づいてきた。 「どうしたんだ?」 「いえ………、警報装置が止められていて通報が出来ないんです。おそらく機関室のメインシステムが停止してるんだと思いますが」 「それを復旧させろってことか?」 警備員達は顔を見合わせると申し訳なさそうに頷く。 あんな装備の奴らに圧倒されるぐらいだ、自ら向かおうというだけの気概を持つ者などいないのだろう。 「分った、俺に任せな」 ◆ エルクは一人機関室へと向かって進む。 強引に聞き出した話では残りの仲間は七人、その殆どは先程の奴らと大差ないらしいが、一人主犯格の男が雇った魔導師が居るとの事。 こんな奴らが雇った魔導師なのだから大した事無いと思うのだが、決して油断は出来ない。 かといって相手の正体が分からない以上あれこれ模索しても特に良い案も出ず、そうしている内に展望台への階段を通り過ぎ機関室の扉が見えてきた。 (あれか………) 扉に触れるが、どうやらロックされていて開かず、カードキーが必要なようである。 恨めしげにカード挿入口を眺めるが無い以上どうしようもない。 (取りに戻るか? いや、これならば) 扉からは内部の駆動音が漏れ聞こえてくる。 外に居てもこれほどの騒音である、中に居る人間には多少の物音など聞こえないだろう。 「ふっ!」 勢い良く槍の穂先を扉の隙間に差し込むとそのまま下に振り下ろす。 ギンッという音と共に鍵が壊れて扉が開いた。 機関室内部は大小無数の機器が並び、まるで機械の密林のように入り組んだ複雑な構造になっており、奥まで見渡す事が大変難しい。 身を隠して進むのには大変好都合であった。 エルクは安心して一歩踏み出し―――目が合った。 丁度運悪く機材の陰から男が顔を覗かせたのである。 「おい、お前―――ッ!?」 男が全ての言葉を吐き出す前に、エルクは素早く近寄り拳を叩き込んで黙らせた。 力み過ぎたのか相手の体からゴキリという嫌な音が聞こえたが、そんな事に気を払っている暇は無い。 カツカツと金属製の床を鳴らす靴音が近くに寄ってくる音が聞こえたからだ。 エルクの姿が見えたとは考えにくいので、殴った男の呻き声かまたは倒れる音が聞こえたか、どちらにせよ早々に何とかした方が良い。 結論付けると相手が寄ってくるのをじっと待った。 「!? おい、どうした?」 仲間の惨状に気付いたらしく駆け寄る男、その背中にエルクは煌めく白刃を振り下ろした。 どうもこの部屋には二人しか居なかったらしい。 奥には管制室の扉があり、残りの連中はそこに居るのだろう。 気付かれる前に警報装置を復旧させるには好都合だと考え、エルクはメインシステムを探した。 あっさり見つかった件の装置は魔力駆動炉に脇に設置されていて、表面にはハッキング用の計器がペタペタと張り付いている。 それらを毟り取るとエルクはパネルを操作していき、遂に復旧確認画面まで漕ぎ着けた。 しかし………、 (IDカードが必要ってどういう事だ!?) 最後の最後で必要となったカードの確認。 今更ながら入り口の段階で取りに戻っていればと後悔するがもう遅い。 余計な手間を掛けてしまえば床に転がった二人が目を覚ましかねないし、管制室から他の仲間が出てきて気付かれるかもしれない。 迅速な行動が要求されるこの場面、どうしたものかと頭を悩ませた抜いた結果、 「勝手に制御奪われときながら、このポンコツ!」 苛立って思い切り拳を叩きつけた。 「ッッッッカァー! 硬っ!」 鈍い音を立てて表面がへこむが、さすがに壊れたテレビの様には直らず、やはりIDカードがいるようだ。 痛む手を振りながら頭を悩ませていた時、突然下からニュッと心を読んだかのようにカードが差し出された。 「エルクさん、IDカードです」 危険な為貨物室に預けてきたはずのキャロがそこにいた。 「キャロ!? なんでここに?」 「おじさん達からカードを渡すように頼まれたんです」 小さな子供にこんなお使い頼むなよと思うが、あの連中にここまで来る根性を期待するのも酷であろう。 復旧させたら一旦戻ろうと、げんなりしながらカードを通そうとした時―――今までずっと黙り込んでいた装置が、泣き喚くように突如としてけたたましい音を吐き出した。 『Warning! Warning!』 機械合成された音声が発せられると同時に、エルク達に急激な慣性が掛かる。 どうやらリニアを急停止させたらしく、魔力駆動炉の駆動音が小さくなっていった。 思わずたたらを踏み何とか体勢を整える事には成功したのだが、ふと気が付くとエルクの手からいつの間にかIDカードが消えている。 あわてて探し、見つけた場所は、 (………最悪だ) ドバンと音を立てて開き、中からぞろぞろと男達を吐き出した管制室の扉、その前に転がっていたのだ。 数人の男達との対峙、僅かな睨み合いの一時。 その最中に不意にエルクの感覚が目の前の連中とは異なる刺すような殺気を掴んだ―――これは。 「!?」 危険を感じたエルクは急いでキャロの手を引き飛び退いた。 一拍遅れてエルクの立っていた位置へと幾筋もの雷が降り注ぐ。 「IDカード、か。届くのが遅いと思っていたが邪魔者が居たとは………」 カードを拾い上げ感慨深そうに呟く男は、他の連中に比べ暗く澱んだ印象を受けた。 おそらくこの男が今回の事件の主犯格。 「ジェフリー先生、そいつらの処理は頼みましたぜ」 そう言い残すと再び管制室に入っていく男。 入れ替わるようにして現れたのは、一言で表すなら魔導師だった。 ピンクとグリーンの派手なマントを纏い、先端にドクロの付いた杖をこちらに向けている。 まるで子供向けの絵本に出てくる悪い魔導師そのままの姿。 「………その桃色の髪の娘は俺によこせよ」 先程の雷はこいつが放ったのだろう。 電気に魔力を変換できるとは警戒に値する、予想以上の実力がありそうだ。 そう考えて改めて奴の服装を見れば、相手を油断させる為と考えられなくも無い。 だが仮にそうだとしても普通はそんな事はしない、そう普通ではないのだ。 「ロリコンかよ。キャロ下がってな、この変態は俺が………キャロ?」 返事がない。 不審に思いエルクがキャロの方へと目を向けると、明らかに様子がおかしい。 魔法に驚いたとか状況に付いて行けていないといった類ではなく、まるで未知の怪物にでも出会ったかのような怯え方をしていたのである。 「違う………」 一歩逃げるように後退る。 「違う………あの人、人間じゃない!」 「キャロ、下がってどこかに隠れてろ」 理由は分らないがキャロをこのままの状態にしておくの危険だ。 エルクはキャロを押しのけるように下がらせた。 「一人で相手をすると? 舐められたものだな。行け、お前ら。援護してやる」 ジェフリーと呼ばれていた魔導師の足元に波紋のように魔法陣が広がり、それと同時に弾かれたように三人の男達が駆け寄ってくる。 それぞれが思い思いの武器を手にしてはいるが、最も警戒するのはやはり奥に佇むあの魔導師。 エルクは身構えて魔法陣を展開、及び肉体強化を施して相手の魔法に応じようとした。 だが………、 「ブーストアップ・ジャンピングハイ」 ガキンッという激しい音、エルクのデバイスと金属製のバールがぶつかり合う音だ。 エルクの眼前には一瞬で距離を詰めてきた男の顔、相手のバールを受け止められたのは、臨戦態勢であるが故のある種の勘のおかげといえる。 力任せに押し返すと、エルクの上に影が差した。 慌てて飛び退くと、目の前を掠めるように流星のごとく鉄パイプが振り下ろされる。 (何だこいつらの動き!? あの野郎何したんだ!?) 先程あの男が何か唱えたのは分かる。 となると視界に映るあの二人に何らかの補助をしたと思われ………、 (………二人?) 咄嗟に槍の柄を横に繰り出すと猛烈な勢いの蹴りが叩き込まれた。 生身の足に普通の靴、にもかかわらず先刻のバールとは比べようも無い衝撃に、全身強化を施しているはずのエルクは宙へと舞い上げられる。 詠唱後の加速、及び攻撃方法による威力の違い。 空中へと浮き上がる間の火花のような思考、その中で出された答え―――奴が使ったのは、おそらく脚部限定の筋力強化。 そこまで考えた所で、エルクの視界が開けた。 天井近くまで浮き上がったがゆえに、煩雑な機械に遮られる事無く全体が見渡せる。 敵の能力は分かった、配置も見える、後はどう片付けるかだ。 だが、戦術を模索しようとしたとき、敵意の篭った強い視線を感じた。 こちらから良く見えると言う事は、裏を返せば敵の目にも留まり易いという事。 目を向けた先にはこちらに杖を向けるジェフリーの姿。 気が付けばエルクは直感的に天井を蹴っていた。 判断は正しく、背後を雷撃の軌跡が貫いてゆく。 三箇所の同時ブースト強化に加えこの砲撃、おかしな外見の割に魔導師としての力量はエルクよりも上かもしれない。 (まずいな、このままじゃ………) 落下しながら途中で幾つかの機材を蹴り、遮蔽物の密集した地点へと降り立つ。 飛び上がれば狙撃、かといって視界の悪いこの空間では飛び上がりでもしない限り、どうしても死角が出来てしまう。 通常ならば防戦一方となるこの状況、だがエルクは魔導師で魔法という便利なツールが存在する。 自らのデバイス内にある魔法の記憶野から最適なものを探し出すと、魔法陣を現した。 「炎よ、復讐の刃と化せ!」 唱えるが外見上の変化は全く無い。 だが、エルクの熱くなっていた思考は冷えて、精神は澄んだ水のようになってゆく。 感覚が研ぎ澄まされ、呼吸音や振動、加えて筋肉の軋みや放たれた熱量からでも相手の位置が手に取るように分かる。 使用した魔法は『リタリエイション』自らの五感を高める事で反応速度を上げ、カウンターを与え易くするものだ。 しかし、見た目が変わらない以上、魔導師でもない相手はそんな事分かるはずも無い。 上から不用意に飛び掛る一人目を突き上げると、そのまま勢い良く後ろに引き、石突で機材の陰から飛び出した二人目を打ち倒す。 残る三人目の方に顔を向けると、先の二人の末路を目にして気が引けたか、襲い掛かろうとするのを止めたせいで前につんのめっている。 無論そんな隙を逃すはずも無く、全身をバネにした弾丸のような強烈な刺突は、相手の体へと吸い込まれるように叩き込まれた。 (残すはあの野郎だけだな) エルクは打ち倒した強盗たちを一瞥すると、残る敵を片付けるべく再び意気込んだ。 「―――煌め……る天神よ…今………もと………」 そんな時にふと聞えた擦れたような音。 気のせいだろうか、いや、これは―――、 「―――撃つは雷、響くは轟雷………」 儀式魔法の詠唱。 気付いた時にはもう遅く、 「サンダーフォール」 雷撃の嵐が吹き荒れた。 文字通り全身を貫いた衝撃と焼け付くような痛みに、エルクの視界は明滅する。 それでも何とか意識を飛ばさずに踏みとどまれたのは魔力で全身を強化していたからか。 だが、脱力感に痺れ、さらに呼吸困難と筋肉の痙攣は止めることが出来ず膝を付いた。 まさか機関室で広域魔法を使うとは普通思わないだろう。 いくら丈夫に作られているとはいえ魔力駆動炉に雷撃を放つなど正気の沙汰とは思えない。 軽く焼けた皮膚の痛みを耐えながらただうずくまっていると、カツリカツリと渇いた靴音が近づいてくる。 間違いなくあの魔導師だ。 気力を振り絞り何とか震える四肢を抑えて再び立ち上がると、エルクは音の方へと槍を構えた。 機材の陰から悠々と現れたのはやはり、あの極彩色の魔導師。 しかし、ふらつく体と朦朧とした意識では次の行動に移ることが出来なかった。 「今のを耐えるとは………。小娘にばかり気を取られて気付かなかったが、なかなか優秀な魔導師のようだな」 上から下に値踏みするような視線を感じた。 曖昧な意識の中、相手の声が遠くから響いてくるように聞こえる。 耳障りな音に不快感を感じ、 「なかなか丈夫そうだ。お前も新しき人類としての素養があるかもしれん」 告げられた言葉でエルクの意識は一気に覚醒した。 新しい人類、この単語には聞き覚えがある。 同じ言葉を聞かされたのはほんの数時間前のことではなかったか。 「どうだ、新しき人類としてその力何倍にもしてみたくはないか?」 聞き間違いではない、こいつは件の黒服に関係がある。 燃え盛るように心に戦意の火が灯るのを感じる。 心の昂ぶりと共に全身に魔力が満ち溢れていくようであった。 「そうか………、お前も黒服の連中の一味か。無理矢理にでも話を聞かせてもらうぜ!」 「交渉決裂か、―――ならば邪魔者は死ぬがいい」 両者から殺気が膨れ上がり、互いの足元には魔法陣が浮かび上がった。 空気が張り詰め魔力が鳴動し、辺りの計器は余波を受けてガタガタ揺れる。 緊迫した一瞬、それらを全てぶち破るようにして、 「あの………、終わりましたか?」 間の悪い事にキャロが顔を覗かせた。 戦闘音がしばらく止んでいたため、もう戦いが終わったと勘違いしたのだろうか。 だが、これはあまりにもタイミングが悪すぎる。 ジェフリーの顔がニヤリと歪むのが良く見えた。 ドクロの杖をキャロへと向け、その正面に新たに展開されるもう一つの魔法陣。 (あの野郎―――!) 発動前に潰すには距離があり、かといって放置すればキャロが犠牲になる。 もはや選べる選択肢はただ一つ、エルクが壁となり相手の魔法を防ぐしかない。 迷う時間もなく、回避も反撃も封じられたエルクは敵の射線上に飛び出すと、 「炎よ、俺を護る盾となれ!」 「トライデントスマッシャー」 炎と雷が交わり、そして爆ぜた。 ◆ キャロ・ル・ルシエが戦場に足を踏み入れたのは、なにもエルクの事が心配だからという訳ではなかった。 もちろん心配はしていたが、それ以上にキャロの心を占めていたのは自分の感じたある奇妙な感覚の事であった。 信じられない、夢や幻であって欲しいという己の願いに突き動かされ、いち早く確かめるために戦いの音が止むと、とりあえず機関室へと再び入ったのである。 だが、実際には戦闘は終わったのではなく膠着していただけ。 護るべく飛び出したエルクの生み出した硬質な障壁は、三つに分かれた雷撃の中央からの一本を防いでいた。 しかし、続く上下からの二本の射撃が折り重なった大きな一つの破壊の塊は、圧倒的な圧力でエルクを防御ごと押し飛ばすと瓦礫の海へと沈める。 自らの不用意さが招いてしまった結末は、居場所を作ろうとしてくれた恩人が傷つけられるという現実と、自分が感じたものがやはり間違いではなかったという事実。 嫌悪感を抱くような笑みを浮かべて近づいてくる、あれは、あの人の形をした「何か」は。 激しい後悔と恐怖に、キャロの理性の戒めはいとも簡単に吹き飛び、眠れる竜が目を覚ました。 ◆ エルクは圧し掛かる重みと蓄積したダメージで動けはしなかったが、意識はあった為その一部始終を見ていた。 エルクを無視し、キャロの元へとジェフリーが近寄っていった時、突如としてキャロの体が爆発したかのように見えた。 現実はフリードが巨大な姿に変わる為、劇的に膨張した結果そう見えたのである。 次に視界に映ったのは紅蓮の炎。 フリードの放った炎弾はジェフリーを飲み込み、周囲の装置を穿ち、壁に大穴をあけた。 「グオオオオ!」 脅威を排除してもフリード暴走は止まらない。 でたらめに放たれた炎は天井を砕き、床を焦がし、辺りの機器を融解させる。 デバイスの補助無しでこれ程の力が引き出せるとは、さすがにキャロの魔力は桁外れだと言える。 しかし、デバイスの介在がない以上これは殺傷設定と同意である。 魔力駆動炉にでも炎が当たれば、即座に惨事を招く事になってしまう。 自分が何とかしなければ………、その想いからエルクは瓦礫を押しのけて無理矢理体を起こすとキャロの元へと歩み寄った。 「キャロ! おい、しっかりしろ!」 軽く揺するとキャロが放心したような顔を上げた。 急激な魔力放出の疲労により意識が混濁して、その目は虚ろである。 「グルルルル」 フリードが怒りの目つきでこちらを向く。 もはや敵味方の区別も付かないのだろう。 一体どうすればよいのか、まともな活路を見出せぬままフリードをただ見つめたとき、唐突に乾いた銃声が響いた。 「このバケモノめ!」 血走った眼で密造であろう銃を撃つ男、しかしその程度ではフリードの外皮を傷つけることすら出来ず、火花が舞うだけである。 この男の服装と声には覚えがある、たしか今回の事件の主犯格であった。 (あいつは馬鹿か!?) フリードの首がそちらを向き口蓋が開く。 最悪な事に男の隣には魔力駆動炉があった。 あまりに危険な状況にエルクはあせるが、そんなとき天啓のように解決策が閃いた。 「キャロ! こいつを持て、こいつだけに意識を集中しろ!」 キャロに押し付けるように渡したのはエルクのデバイス、これならば非殺傷設定に代わり危機は去るはずだった。 だがしかし、 「!?」 ビシリと音を立ててデバイスにヒビが入る。 強すぎる魔力を流し込まれて、フレームが耐え切れず破損したのである。 それならば………、 (悪いが使わせてもらうぜ) キャロにさらに持たせたのは銃型のデバイス、2つのデバイスで魔力を二分すれば制御できると考えたのだ。 果たして、フリードから放たれた火球は男を呆気なく吹き飛ばす、しかし周囲の機材には焦げ目が付く程度であった。 上手く制御できたフリードの体はみるみる縮み、キャロの頭にポスリと着地する。 「これで、一件落着、か?」 緊張が解けて忘れかけていた疲労が湧き上がってくる。 急に体が重くなった気がして思わずまどろみそうになるほどだ。 しかし、そんな余韻を断ち切るように、無粋な影が割り込んだ。 「このガキが、舐めた真似しやがって!」 魔導師ジェフリー、あれほどの炎を受けてなお禍々しくそこに存在していた。 衣服は焦げ顔も煤けているが、血走った眼から戦意の光は全く衰えていない。 むしろ狂気を含んで危険性が増したと言っても良い。 足元から滲み出すように拡がる魔法陣と連動するかのように、埒外の魔力が収束し渦を巻く、否、現実に蒼い風が渦巻いている。 魔法陣から風が吹き出しているのだ。 雷に次いで風の魔力変換、おまけに辺り一面更地にしそうなほどの魔力を込めている。 それを見るや否やエルクはひび割れたデバイスを手に駆け出した。 あれだけの膨大な魔力で高速処理など出来るはずがない、潰すなら今。 「炎よ! 熱く燃えろっ!」 掛け声と共に全身へと圧縮した魔力を流し込む。 一種のカートリッジシステムの上辺だけの真似、もちろん多大な負荷に全身の筋肉が軋むが、エルクの身体能力は一時的とはいえ飛躍的に向上した。 文字通り全身全霊を込めた突撃は一息に距離を詰め、ジェフリーの腹部に突き刺さる。 「だああああ!」 「貴様ぁぁぁ!」 衝突に伴う衝撃はエルクの質量を加えて余すことなくジェフリーへと伝わり、ジェフリーの口からは血の混じった泡が噴出した。 そのまま新緑の中へと叩き落すと一瞬の後、森の一部が吹き飛んだ。 「手強い奴だ」 遠くに光の線が見える、ようやくやって来た管理局員だろうか。 見届けるかのように、役目を果たした相棒は中ほどからへし折れた。 直接の危機は去っている、しかし同時にまた新たな問題が湧き上がってきた。 (これって不味いんじゃないか?) これだけ派手に暴れたのだ、エルクもキャロも事情聴取は免れない。 そうなると当然キャロのことが管理局の暗部にも知られてしまうだろう。 エルクは迷わずキャロを抱えると、壁に空いた穴から高架下へと飛び降りた。 ◆ 高架脇の獣道をエルク達は進んでいた。 薬草を口に含み、肉体的な痛みや疲れを誤魔化してはいるのだが精神面はどうしようもなく、エルクの歩みからは傍から見ていても無気力さが伝わってくるようである。 一方エルクの数歩後ろをついてくるキャロはというと、どうにも消沈した様子でうなだれており、エルク以上に活力が無かった。 「おい、キャロ」 「………」 さすがに気になったエルクが声を掛けると、キャロはノロノロと無言で顔を上げた。 「どうした? 泣きそうな顔だぞ」 「………ごめんなさい。わたしのせいで………」 どうやら先程の事を気に掛けていたようだ。 そもそもキャロが巻き込まれる形になったのは、元はといえばエルクが警報機を力の限り殴りつけたのが原因であり、キャロが気に病む必要はないのであるが、そう言っても納得しないであろう。 「それにフリードも暴れさせてしまって………」 表情を暗くして述べるキャロ、だがここは訂正しておくべきだった。 「それはキャロが魔法の知識や訓練を欠いていたからであって、別にキャロが悪い所為じゃない。現にデバイスがあれば制御できたじゃねぇか」 「………」 「失敗してもそこから学べばいいだろ。分からない事があればちゃんと答えてやるから」 「………はい」 「そういやなんであんなに怯えていたんだ?」 今思い起こしてみてもキャロの怯え方は異常だった。 それにあの時言った言葉も気に掛かる。 「確か、人間じゃないとか言ってなかったか? ロリコンは人でなしって事か?」 「? いえ、ただあの時あの人から………」 「あいつから?」 「あの人からとても普通の人間とは思えない感情を感じたんです」 「どういうことだ?」 「………研究所でわたしは様々な生き物と暮らす実験をさせられたんです。その中で身に付けたのが生き物と心を通じ合わせる力。例えば―――」 軽く頭を起こしてエルクをじっと見るキャロ、その眼は出会ってから何度か見たことのある、考え込むような眼だった。 「エルクさんは常に何かに怒ってイライラいるけど、大抵がわたしに対する心配から来ているものだったから安心して付いて来れたんです」 自分でもガラが悪いと思っているエルクに、なぜキャロが何の不信も抱かずに付いてきてくれたのか。 エルクは今まで特に考えなかったが、その理由が解った気がした。 「でもあの人は、誰かに押しつぶされて苦しんでいる心と、取り付いている誰かの心が混じったような、そんな不気味な感情を持っていたんです」 「そういう事か」 確かにエルクも似たような事を感じた気がする。 三箇所に強化を施す力がありながら脚部のみに留まったり、バリアで防いだわけでもないのに致命傷を与えられなかったり、まるで心と体を間違えているようであった。 「ただ、ロリコンってのは間違いなさそうだな」 「………そういえばずっと気になっていた事があるんですが―――」 ◆ ミッドチルダ極北部、ここには一種の空白地帯が存在している。 ベルカ自治領の辺縁部、聖王教会と管理局の間に余計な諍いが生じぬ様に意図的に廃棄された都市群。 書類上住民はいない、という事になってはいるが実際は依然として多数の人間が暮らしている場所であり、そしてこの地はハンターズギルド発足の地でもあった。 この地域はベルカ自治領との交易ラインであったために、廃棄後も依然として残り続ける者、失った役職を埋める者、そして彼らの生活を支える者が再び集まったのだ。 そして再び人が暮らせる環境が出来ると、ある種の独立した社会が生じたのである。 しかし、政治的な摩擦を避ける為管理局も聖王教会も手を出せない間隙ゆえに、当然のようにテロリストや犯罪者、それに類する荒くれ者たちも入ってきていたのだ。 治安は維持しなければならない、しかしどこかに頼る事は出来ない。 苦肉の策として治安の維持のために作られた民間警備会社、これがハンターズギルドの雛形であった。 現在では他地域まで仕事の幅を広げるほど大きくなったギルド、その大元が治めるこの一帯は内包する犯罪者数はミッド有数の多さだが、治安の方は地方都市並みに安全と言える。 その一地域、住民からはインディゴスと呼ばれる存在しないはずの町の一角、都市鉱山として廃ビルを解体した跡地に立てられたアパートに二人と一匹の影が入り込んだ。 『―――こちらが事故のあった現場です。見えるでしょうか、市民の足として愛されてきたリニアレールは無残な姿に………』 傾いた夕日が屋内を赤々と染め、テレビからの音声のみが室内を埋める静かな一時。 『―――犯人グループの内五人死亡、二人が行方不明で、事件を解決しようとした魔導師が居たとの情報も入っており………』 その均衡を破るようにノックの音が鳴り響く。 「シュウ、俺だ。エルクだ」 「入れ。鍵は開いている」 物音一つ立てずに佇みテレビを見ていたこの部屋の住人は、ドアの方へと声を掛けた。 長身に水色の髪、軍人のような物腰だが纏う雰囲気は暗殺者のようである。 入ってきたのは声の通りの見知った顔。 「どうしたんだ急に? 連絡の一つでも遣せば良いのに」 「悪りぃ、考えてなかった。―――シュウ、暫くここに置いてくれないか?」 「構わないが………、後ろの娘は?」 「厄介ごとに巻き込まれたんで俺が保護したんだ」 焼き焦げボロボロになった服のエルクを見て、シュウの頭に先程のニュースが思い浮かんだ。 「もしやリニアでなにか………」 「疲れてるから全部後で話す」 フラフラした足取りで進むとエルクはぐったりとソファーに倒れこむ。 大変疲労の色が濃く、事の顛末を聞くのは無理だろう。 それはそうとして、 「えーと君は………?」 「キャロ・ル・ルシエです」 エルクが連れてきた少女の、じっと覗き込むような瞳からは戸惑っているようなものを感じる。 見知らぬ相手と二人で居るのはこの年ぐらいの子には酷だろう。 まずは気を許せる相手と認めてもらうのが良い。 「勝手が分らない所もあるだろうがゆっくりしていって欲しい。何か分らない所があれば聞いてくれ」 努めて優しく言ったのが功を奏したのか、少女は少し考え込んでいるようだが気まずさは多少薄れた気がする。 それゆえに、 「聞きたい事があるんですけど、いいですか? エルクさんも詳しくは分からないらしくて」 「まあ、エルクも何だかんだいってもまだ若いからな、知らない事もあるだろう。それで聞きたい事とは?」 こんな質問が繰り出される事となったのだ。 「―――ろりこんって何ですか?」 戻る 目次へ 次へ
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GOD TROY「CODE NAME 魔王」 格納庫内 説明 ゴッドトロイの封印状態の原因が核心部品のコア出力にあることが分かりましたが、同時にゴッドトロイをフル稼働させられるコアは現代の技術力では開発できないということも確認されました。そこでロボット工学者たちは、ヘルモードインストールというメインコアリミット解除システムを設置、緊急時にゴッドトロイの性能を100%フル稼働させるシステムを導入しました。しかしヘルモードインストールは、コアの過負荷問題によりかなり短い時間しか使用できないことが欠点です。 コード レベル 種類 識別 HP EN タイプ 攻撃 防御 スロ 速度 燃料 消耗 探知 積荷 バフ GODTROY UNKNOWN 65 大型 Troy-G 57000 26000 近接 3800 2700 5 160 150000 84 2200 5000 防御力+45%(100%) 入手方法 クエスト ゴッド トロイの手がかり[Lv55] 完了条件 報酬 トロイエースの部品[0/500]Dr.トロイの設計図TYPE.T[0/100] 封印されたゴッドトロイ[50] クエスト1 封印解除のためのコア1[Lv60] 完了条件 報酬 強化ブラックトロイ2DXのコア[0/1] 1,000,000exp クエスト2 封印解除のためのコア2[Lv60] 完了条件 報酬 未完成ビッグトロイのコア[0/1] 1,000,000exp クエスト3 封印解除のためのコア3[Lv60] 完了条件 報酬 クイーントロイのコア[0/1] 1,000,000exp クエスト4 ゴッドトロイ降臨[Lv60] 完了条件 報酬 封印されたゴッドトロイ[Lv50] ゴッドトロイ[Lv65]3,000,000exp 解説 変形により5分間ヘルモードになれるCT1時間 コメント 情報サイトの稼動SSを見る限り、イラストほど良くない、羽(?)の処理が雑でマジン●ーZが後半合体する飛行ユニットっぽく見える(4gamer.netなどで見てください) -- 名無しさん (2011-09-01 07 47 19) 口元はターンA、頭はちょんまげ生やしたバカ殿、腕を組んでいる姿はガンバスター、所々エピオン・・・ -- 名無しさん (2011-09-01 10 18 49) 顔のデザインはマスタッシュマンことソウルゲインに似てるような気もするが -- 名無しさん (2011-09-11 00 54 14) 人相悪いからツヴァイザーゲインのほうか -- 名無しさん (2011-09-11 00 55 24) S3が3回で落ちるらしい。全チャ情報 -- 名無しさん (2011-09-12 15 48 20) 確かに3回でおとああれましたw s3 -- 名無しさん (2011-09-12 15 53 14) スロットが5個なのがおしい -- 名無しさん (2011-09-25 23 34 54) 何か全体的にガン○ムWのデスサイズカスタム・・・・ -- 通りすがりのミサカ (2011-10-05 21 31 53) ヘルモードは今のところ最速移動速度かな?中佐ブースターと大勲位、シンクロ200でブースト1722、通常移動も315と移動に便利なヘルモードである -- 名無しさん (2011-10-12 19 34 52) 近接距離での殴り合いでの火力はS3さえも凌ぐ勢い、十分に用意をしていけばLv67の感染ルーフェミをソロで討伐可能、しかしいかんせん射程がどれも短い上にサブはすべてチャージ時間があるので使いにくい -- 名無しさん (2011-10-19 02 04 29) シンクロ200、中佐走行、熱暴走などがあれば ヒラ艦が2機いると新60のビッグトロイのタゲを全て持って耐える驚異の壁っぷり -- 名無しさん (2011-10-21 02 37 50) 肩は真ゲッターのようにも見え…る -- 名無しさん (2011-11-05 14 48 46) クエスト欄の枠組みわかりやすかったので、他のページにも使わせていただきました。 -- 名無しさん (2011-11-22 03 24 00) 絶対防御あれば、(ヒラ艦1機)真60のトロイでも耐えられる -- 名無しさん (2012-01-06 16 07 58) 別にクエこなせば手に入る機体ですが・・・武器装備が異常なまでに高いのですよGTは何とかしてもらいたいですね -- ナナシ (2012-02-13 23 16 25) PD壁としては近接機体で最高防御力を持ってるけれど、武器の性能がひどくてQTにタゲを奪われてしまう。 -- 名無しさん (2012-02-14 14 14 04) Lv55になったのに最初のクエストが出ないのはなぜ?出現条件とかあるの? -- 名無しさん (2012-08-01 11 51 53) 推測ですが、旧(Drトロイの秘密工場)で未完成のビッグトロイのコア(ステーションコア)を集めましたか?集めてないなら、それの次がビッグトロイのクエかもしれません。 -- 名無しさん (2012-08-01 14 33 35) クリアしてないクエストがあったのでおそらくそれだと思います。回答ありですmm -- 名無しさん (2012-08-02 13 05 55) 乗ってる人どのくらいいるのだろうかゴッドトロイ・・・ -- 名無しさん (2012-12-30 23 15 31) こいつもクイーントロイみたいにマーク2来ないかな・・・ -- 名無しさん (2013-01-02 19 51 00) 「持ってる」人はかなりかと。「乗ってる」となると使い勝手が…^^; -- 名無しさん (2013-01-03 00 48 37) これ雑魚すぎる・・・可変で防御下がるし・・・ -- 名無しさん (2013-02-03 14 25 45) 雑魚とか関係ないと思うよ武器そろえば意外と使えるから↑は武器もそろえられない低能でFA -- 名無しさん (2013-02-05 02 42 36) 格納庫の無駄だね、移動ならテンペストのR1チューニング使えばいいし -- 名無しさん (2013-02-09 16 13 19) 武器集めたうえで言ってるんですけどね。 ↑の↑ -- 名無しさん (2013-02-09 16 15 15) カコイイそれだけで強い、↑の米うざいからいい加減黙って -- 名無しさん (2013-02-09 16 17 11) 変形が制限無しで出来てサブ武器のCTがせめて半分だったら強かったのに -- 名無しさん (2013-02-09 17 52 24) あるいはパンチの準備なしとかスロ6とかならね -- 名無しさん (2013-02-10 13 09 03) 名前 コメント
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「God Power」とは、オーラを纏ったオレンジ色の玉のようなアイテム。 他の放置ゲームにおける周回用通貨に相当し、プレイヤーの地力を高めるために利用できる。 画面左上のボタンから、God Powerで何かを購入することができるタブを開くことができる。 God Powerはゲーム開始時に10個持っている他、 神を倒す(Hyperion~Dianaまで最初の1回のみ。それ以降の神は倒すごとに獲得) 一部のチャレンジをクリアする Lucky Drawを開封(低確率) Ultimate Beingを倒す God Crystalを装備して時間経過 モニュメントのBlack Hole、およびそのアップグレードを建造 といった行為によって、追加のGod Powerを手に入れることができる。 未使用GPのステータス化 購入可能なもの汎用 TBS関連 その他永続効果 使いきり オススメのGP利用方法スタート~Baal初撃破まで Baal討伐以降 やりこみ コメント 未使用GPのステータス化 未使用のGPをステータスに割り当てる。1個につきステータスが1%増加。 インプットボックス及びスライダーで割り当てるGP量の調節が可能。 ここに割り当てられた未使用GPの効果は、Crystal Power1につき0.1%増加し、CP1000で2倍、CP2000で3倍…というように増大していく。 この補正込みの値はインプットボックスの右に、括弧つきで表示される。 Crystal Powerの入手方法についてはこちらを参照 購入可能なもの 価格が2500GP以上のものは、God Powerを5000以上所持している場合にのみ現れる。 汎用 Increase creating speed permanently (1/2/10/100/285/2850GP) Shadow Clone、および各種物質を生成する速度を増加させる。 「285GPで+1000%」以上のまとめ買いが最も効率が良く、「10GPで+35%」「100GPで+350%」が僅差でそれに続く。 (同じ2850GPがあれば前者は+10000%、後者は+9975%なのでほとんど誤差の範囲) Cloneや物質を生成する速度はCreatingステータスとCreating Speedが関与する。 245%(70GP相当)分を買えば、初回のBaal討伐までは特に困らないはず。 それ以降は、Ultimate Universe Challenge(UUC)に手を出すまでは買わなくてもいい。 Increase building speed permanently (1/2/10/100/285/2850GP) Monumentの建造、Monumentのアップグレード、Divinity Generatorのアップグレードにかかる時間を短縮する。 Creating Speedと同様に、「285GPで+1000%」以上のまとめ買いが最も効率が良く、「10GPで+35%」「100GPで+350%」が次点。 中盤以降は建設がゲームの要になるため、GPを大量につぎ込むことになる。いくらあっても困らない。 Double your statistic multi (50GP) Statisticsで算出されるステータス倍率が2倍になる。 しかし、Statistics Multiの値はGod Multiの値により制限されるというシステム上、 よほどGod Multiが高くならない限り、効果が現れない。序盤に買ってはいけない。 Increase the count of creation per bar (50/250/2500GP) Createタブにおいて、ゲージを1回溜めるごとに生成されるCloneや物質の量が増加する。 同時生成数を増やすと必要素材数は増えるが、生成物1個あたりの必要素材は減少し、生成1回ごとに獲得できるCreatingの量も増加する。 RebirthやUltimate Being戦の後にCloneを素早く補充できるようになるのも魅力。 また、スライドバー( 数値指定ボックス)で作成する数を調節することができるようになるため、 「少数だけ作りたい」という素材も問題なくお目当ての数を作ることができる。 どれを買っても効率は同じ。 Increase your maximum Clones (1/3/25/250/2500GP) Clone数の上限を増加させる。 Cloneの作成や死亡によるClone数上限増加は99999体で頭打ちとなる(soft cap)が、これを購入することで更に増やすことができる。soft cap も同じだけ増加させる(Clone作成/死亡による増加枠は変わらない)。 「25GPで+1万体」以上のまとめ買いが最も効率が良く、「3GPで+1000体」は効率が悪い。 「1GPで+1体」はClone数の下3桁を"000"にしたい人向けだろう。 Clone数の上限をちょうど69,696,969にすると、Pet Token1個を入手できる隠しボーナスがある。 一度だけ入手可能。 その量の最大Cloneを確保するために17.4万GPほど必要。一度オーバーしてしまうとPGCの特定周以外で狙うことはまず不可能になる。 TBS関連 いずれも購入回数の上限があり、すべて購入するためには439GP必要。 Reduce the chance to lose a level on the TBS (10GP) 一定確率で、TBSのミニゲームで失敗した時のレベル減少が起こらなくなる。 1回購入ごとに発動率が5%ずつ上昇、16回(80%, 合計160GP)まで購入可能。 Keep 10% of your levels from the TBS (10GP) 初期状態ではRebirthを行うとTBSのレベルがすべて失われるが、これを購入していると、Rebirthの際に一定割合のレベルを持ち越すことができる。 1回購入ごとに持ち越し率+10%、8回(80%, 合計80GP)まで購入可能。 「Rebirth Multiが1からスタートする」チャレンジの開始時は、Rebirthを続けて2回行う扱いなので 最大まで購入しても64%相当しか持ち越せない仕様である。 Increase the chance to score twice as much point in TBS (5GP) TBSで成功した時、一度に2レベル分増加させる「Double Hit」の確率を高める。 1回購入ごとに発動率が5%ずつ上昇。20回(100%, 合計100GP)まで購入可能。 Increase the white area for TBS by 1 pixel (33GP) TBSの白いエリアがほんの少しだけ広くなり、成功しやすくなる。3回(合計99GP)まで購入可能。 「1ピクセル」と書いてあるが、実際はウィンドウサイズによって白い領域の広さが変わるので常に1ピクセル分とは限らない。 その他永続効果 Change your gender (20GP) プレイヤーアバターの性別を選び直すことができる。 変更前と同じ性別を選んだ場合は何も変化せず、GPだけ消費される。 旧式のアバターパーツは男性用と女性用が一つずつペアになっており(例:男性用の「Red Boots」と女性用の「Pink Boots」など) 片方を解禁すれば、もう片方も解禁される仕様である。 + アバターパーツ一覧 パーツ部位 男性用 女性用 解禁条件 Hair 髪型 Short 最初から Long 33GPで購入 Spiky Twin 33GPで購入 髪の色 Brown Black 最初から Red Gaiaを撃破 Black Brown Izanagiを撃破 White Poseidonを撃破 Blue 10GPで購入 Blonde 10GPで購入 Green 10GPで購入 Purple 10GPで購入 Hair glow Cybeleを撃破 Skin 肌の色 White 最初から Brown Black Blue Green Purple Red Clothes 服 Blue White Dress 最初から Red Red Dress Itztliを撃破 White Blue Dress Cybeleを撃破 Ancient Pink 30GPで購入 White Toga Red Kimono Lunaを撃破 Blue Toga Purple Kimono 35GPで購入 Coat Tyrant Overlord Baalを撃破 Santa 20GPで購入 服の上 Cape Extra 20GPで購入 Shoes 靴 Small White 最初から Small Red Gefionを撃破 Red Boots Pink Boots 15GPで購入 Sandals Athenaを撃破 Leather P.Baalを撃破 Bare Feet(裸足) 最初から Wings 翼 Leff 1 Zeusを撃破 Right 1 Nyxを撃破 Left 2 Coatlicueを撃破 Right 2 Chronosを撃破 Left 2 20GPで購入 Right 3 20GPで購入 Dark Wings 20GPで購入 Aura オーラ Aura 1 Pontusを撃破 Aura 2 Athenaを撃破 Aura 3 30GPで購入 Other その他 Galaxy Necklace Hathorを撃破 Burger Tiara Pontusを撃破 Sun Glasses Right Bracelet 10GPで購入 Santa Beard Left Bracelet 10GPで購入 Santa Hat 10GPで購入 Baal P.Baal v7を撃破 Laurel Wreath Rose Jupiterを撃破 Headband 25GPで購入 Halo 7GPで購入 Tail 6GPで購入 Horn 66GPで購入 Crown S Patreonで課金する Crown G Sign E No Divinity Monument Challenge(NDMC)を22回クリア Matrix 40GPで購入 Remove darkness Hyperionを撃破 Arty was here Ultimate Arty Challengeをクリア Suwesh was here ステータスがカンストしたP.Baalを撃破 Change your name (20GP) プレイヤーネームを変更することができる。 Decrease Auto buy cost (3GP) 「Auto buy missing creations」で自動購入を行う際のDivinity消費を抑える。 初期値は120%であり、1回購入するごとに1%安くなる。100%(手動購入と同じコスト)になるまで20回購入可能。 Pet half stats (100GP) Petタブに、「Half Stats」のボタンを追加する。 このボタンを押すことで、各ペットの現在のステータスに合わせてCloneのステータスを自動算出される。 具体的には以下の通り。数値は小数点以下切り捨て。 Cloneのステータス 数値 Physical ペットのBattleの半分 Mystic ペットのBattleの半分 Battle ペットのMysticの半分 Improved Next at (99GP) トレーニングでのCloneの振る舞いが賢くなる。 Next atが有効になっていると、「次のトレーニングが開放されている場合」、すべてのCloneが次のトレーニングに向かうようになる。 設定の「Ignore Clonecount」を1にしておくことで、Cloneが効率よくトレーニングをこなしてくれるようになる。 Preselect Might (99GP) Mightタブが常時解放される。ただし通常の解放条件を満たすまでMightスキルのレベルアップを行うことはできない。 あくまでも「Mightタブ解放前に、Cloneを前もって割り当てておくことができる」程度の効果。 Day Might Challengeの記録を徹底的に詰めたい人向け。 Alert button (50GP) ペットの満腹度が減っている時、Pet Campaignが完了した時、およびDivinity Generatorが空っぽである時などに 画面右上にマークが表示され、注意を促すようになる。 ボタンの表示と内容(上ほど優先度が高い) 表記 内容 赤! Divinity Generatorが空満腹度10%未満のペットがいる完了したPet Campaignがある 黄Bo 作業中でなく、Cloneが割り当てられていないペットがいる 黄Bait Pet Villageで、釣り餌がなくなるまでの予想時間が12時間未満 黄! CampaignやDungeonに参加していない、満腹度50%未満のペットがいる 緑! CampaignやDungeonに参加していない、満腹度75%未満のペットがいる Divinity Gp buy (999GP) Divinity GeneratorページからDivinityを購入することができるようになる。 このアップグレードを購入すると、Divinity Generatorページにインプットボックスと「Buy Div」ボタンが表示されるようになる。 この方法では1GPにつき96分相当の生産量にあたる量のDivinityを購入可能。 デフォルトで表示されている「1GPで1時間分」「3GPで4時間分」よりも効率が良く、「5GPで8時間」と同じ。 問題はその価格。 便利系アップグレードのくせに非常に高価であるため、相当な熟練者でなければ購入する必要はない。 使いきり Create up to 99999 Shadow Clones at once (3GP) 即座に99999体のCloneを追加する。ただしClone数の上限を超えることはない。 Creation Countを増やしていない時期や、Ultimate Baal Challenge終盤のRebirth直後に使用することで 面倒なClone生産を待つ必要もなく物質生成へと移行することができる。 これによって増やしたCloneも「作成した」としてカウントされるので、soft cap を超えない範囲で次回rebirth以降のClone数上限も上がる。先にClone数上限をある程度上げておいた上で現在数を減らしておく(Planet level 1以上なら Ultimate Beingに自殺特攻するのが手っ取り早い)必要はあるが、GP の稼ぎ次第では CBC や UBC のクリア時間短縮に役立つ。 ただし、最大Clone数に関わらず追加されるのは99999体だけ。Creation to Createが増加してくるにつれて使わなくなっていくだろう。 Increase your Divinity (1/3/5GP) Divinityを直接購入する。購入できるDivinityの量は現在のDivinity生産速度に依存し、1GPで1時間分、3GPで4時間分、5GPで8時間分。 戦闘中のモンスターを増やす(倒す速度は不問)、Divinity Generatorを稼働させる等で購入できるDivinityの量が増加する。 Divinity Generatorをアップグレードすれば、手に入るDivinityの量は更に増える。 ただし、Battle Crystalや、余剰に割り当てたCloneによるDivinity Generatorの出力ボーナスでは、購入できる量は変わらない。 Pet Food Petタブから購入可能。 購入したFoodはRebirthを行うと消えてしまうので要注意。 アイテム「Refrigerator」を持っているとRebirthをまたいで持ち越すことができるようになる。 購入する個数はスライドバーおよび数値指定ボックスで指定することができる。 Puny Foodは1個0.2GP、Strong Foodは1個0.4GP、Mighty Foodは1個0.6GP(端数切り上げ)のレートで購入可能。 まとめ買いをするなら購入する個数を5の倍数にするのが望ましい。それ以外だと端数が生じてしまい少し損。 + 2018/03/21以前の価格 スライドバーや数値指定ボックスは無く、1、2、5、10、20、50個の中から選んで購入する形式だった。 2018/09/13のアップデートによるエサの仕様変更前である点に注意。 Food 価格(割引率) 1 2 5 10 20 50 Puny Food 1(原価) 2(0%) 4(-20%) 7(-30%) 13(-30%) 30(-40%) Strong Food 2(原価) 3(-25%) 8(-20%) 14(-30%) 26(-30%) 60(-40%) Mighty Food 3(原価) 5(-16%) 11(-27%) 21(-30%) 39(-35%) 90(-40%) オススメのGP利用方法 スタート~Baal初撃破まで Increase creating speed このゲームはShadow Cloneの数が非常に重要な役割を持つ。 そのため、最序盤では最大Clone数を、当面の上限である99999まで増やすことが一つの目標となる。 Cloneを20体生産するごとに最大Clone数+1となるため、Creating Speedを上げるほど目標達成が近づく。 序盤は10GP貯まるごとにCreating Speed+35%を買い続け、175%(50GP相当)~245%(70GP相当)ほどまで上げるとよい。 Increase building speed Shadow Cloneは、数が少ないうちはモニュメント/アップグレードの建造やDivinity Generatorのアップグレードが主な仕事。 どちらもBuilding Speedに応じて作業速度が高まるため、 モニュメントの建造がメインになってきたら、Baalを倒すまではすべてBuilding Speedに回してもいいほど。 Baal討伐以降 Increase building speed Increase your maximum Clones ゲーム中盤以降、建造速度が最も重要なパラメータとなるのは前述のとおり。 建設速度は(割り当てるClone数 × Creating Speed)であるため、両方をまんべんなく上げていくのが理想的。 各種建造にかかる手間を最小したいなら(Building Speed(%) + 100) ÷ 87.5 = (Clone数 ÷ 10000) となるように上げていくのが良いが Cloneは建造だけでなくペットの育成、Might、Planet等でも必要になるため、Cloneの方を多めにするのが望ましい。 Increase the count of creation per bar 同時生成数が増えることで、Rebirth直後にCloneを揃えるのに割く時間が短くなり、同時にCreating関連が楽になる。 Building SpeedやMaximum Clonesほど重要ではないが、適度に買っておくのがよい。 Decrease Auto buy cost ある程度ゲームが進んでいくと、上位の物質やモニュメント建造には、ものすごい量の下位の物質が必要になってくるが さすがに何億、何兆といった量のCreationを全部手作業で作るわけにもいかず、Divinityで素材を購入せざるを得なくなる。 必要量を計算していちいち手動で購入するのも面倒なので、自動購入コストを手動購入コストと同じになるまで下げておくと捗る。 Improved Next at 効率よく先のトレーニングを開放していくことができる。 99GPと高価だが、Might開放までにかかる時間を削減できるのは大きい。 Mighty Food ペットの育成に使用する。その効果を実感できるようになるまでに時間がかかるが、見返りは大きい。 ただし、周回において上位のP.Baalを倒せるようであれば 持ち越せるGod Powerではなく、持ち越せないBaal Powerでエサを購入したほうが良いだろう。 やりこみ Increase your maximum Clones Clone数が増えてくると、Building Speedに影響しないようなCloneの仕事を行わせやすくなる。 具体的にはMightスキルのレベルアップ、Powersurgeボーナス、Divinity Generatorの出力ボーナス等。 どれも強力なので、Building SpeedよりもClone数に重点を置く方が有利になっていく。 Double your statistic multi 普通のプレイならば、P.Baal v10くらいまで到達する頃には、Statistics multiが不足してくる。 きちんと買っておくことで高いRebirth Multiを維持しながら進むことができる。 上位のペットの解放に役立つことだろう。 Increase creating speed 主に「特定の物質を創造するチャレンジ」、UUC、BHC、DUCなどで活躍する。 各種物質創造にかかる時間が短縮されるため、チャレンジ達成までの時間を短縮することができる。 また、Nephthys討伐前のモニュメント用素材を自力で調達しやすくなり、Reset Multi系チャレンジにかかる時間の短縮も見込める。 Keep 10% of your levels from the TBS 高レベルP.Baal討伐で周回可能になると、Baal PowerをTBSにつぎ込むことで、ミニゲームをやらなくともTBS効果を限界値まで維持可能になる。 DUCボーナスを高めれば、(さすがにダメージ1000%は厳しいが)クリティカル率100%を維持することも可能。 コメント コメント
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機動六課前線部隊初任務――山岳輸送リニアレール奪還作戦は、新人四人の列車突入によって本格的に幕を開けた。 「スターズ隊見参! あたし達を誰だと思ってる!!」 先頭車両側面の壁を突き破り、スバルが雄々しく名乗りを上げる。 突然の侵入者に車両内を浮遊していた無数の楕円型の魔導機械――ガジェット・ドローンが迎撃行動に移ろうとするが、スバルの方が一瞬早く、そして速く動いていた。 右手首のタービンが回転し、魔力の風が螺旋を描いてスバルの拳に集束する。 「リボルバーシュート!!」 怒号と共に、スバルの拳から衝撃波が撃ち出された。 手近なガジェット目掛けて直進する魔力塊は、しかし次の瞬間、まるで蜃気楼のように掻き消えた。 「……あれ?」 間の抜けた声と共に動きを止めるスバルに、ガジェットの放つ光線――ムガンのビームとは違い、恐らくは魔力弾――が殺到する。 慌てて防御陣を展開するスバルの背中からティアナが飛び出し、二挺拳銃の引き金を引いた。 しかしティアナの放った魔力弾も、まるで見えない壁の中に溶け込むように、目標に届く前に消滅してしまう。 「バリア……いえ、あれはフィールド系ね。魔力を掻き消すなんて……!」 舌打ちするティアナと未だ唖然と固まるスバルに――そして最後部車両に突入したエリオとキャロにも――ロングアーチからの通信が入る。 『こちらロングアーチ。解析の結果、今の現象はAMFによるものであると推測されます』 「AMFって……アンチ・マギリング・フィールド!?」 オペレーターの言葉に、ティアナが瞠目したように声を上げた。 AMF――効果範囲内のあらゆる魔力結合を強制分解し、魔法を無効化するフィールド系防御魔法。 ランクはAAA、しかし難易度に反した実用性の低さから使用例は皆無と教本の片隅に補足されていたが……こうして相対してみると、厄介極まりない魔法である。 しかし……ガジェットの光線を防御陣で弾きながら、ティアナは眉間にしわを寄せる。 AMFの効果対象に例外はなく、フィールドの中心にいるガジェットも当然その影響を受けている筈である。 魔導兵器ならばAMFの効果で自身の動力炉も活動を停止し、仮に質量兵器であればそもそも魔法を使えない――常識的に考えて、機械のAMF展開は不可能な筈なのだ。 (ね、ねぇ、ティア……えーえむえふって何?) (取り敢えずこいつらには魔法が効かないってことだけ解ってればよろしい) 念話越しに戸惑ったように声を上げるスバルを一言で切って捨て、ティアナの意識は再び思考の海に埋没する。 機械にAMFは使えない、理論上矛盾しているからだ。 にも関らず、ガジェットは何の問題もなく稼動を続け、しかも自分達に攻撃まで――流石にAMFと両立は出来ないようだが――仕掛けてきている。 どうなっている……無限ループに陥る思考を、しかしティアナは次の瞬間、我に返ったように頭を振って放棄した。 矛盾に悩むのは後からゆっくりやれば良い、今はこの悪趣味な玩具の駆除が先決だ……。 謎は謎のままで良いと割り切り、ティアナは目の前の戦闘に思考を戻す。 敵に魔法は効かない――この時点でスバルは兎も角、自分はあらゆる攻撃手段を封じられてしまっている。 本当にそうか……脳神経ネットワークの迷宮の奥で、もう一人のティアナが疑問の声を投げかける。 敵に魔法攻撃は効かない、そう断定するのは些か早計ではないか? 思い出してみろ……露払いとして先行したなのはは、ムガンに寄生したガジェットを射撃魔法で苦もなく破壊していたではないか。 なのはの撃ち落としたガジェットが、車両内のガジェットと性能的に異なる――例えばAMFを張れないなど――とは考え難い。 AMFを突破して敵を倒す方法はある、自分がガジェットに対抗する手段は存在する筈なのだ。 何だ、何が足りない……ティアナは思考を研ぎ澄ませた。 この状況を打開する最後にして最大のピース、なのはにあって自分に無いものとは一体何なのだ……? 思考のループが螺旋に変わり、ドリルのようにティアナの心を掘り進んでいく。 そして遂に、ティアナは一つの答えに辿り着いた。 そうか……ガジェットへの対抗策を考え出し、ティアナが仲間達に念話で指示を出す前に、 「分かったぁっ!!」 溌剌とした声と共に、スバルがガジェットに突撃していた。 ティアナが思考の海に沈む間、スバルもまたガジェット攻略法を考えていた。 敵に魔法攻撃は通用しない、ならば自分の執るべき手段はただ一つ。 「あたしの魔法が通じないなら――」 吼えるスバルの右手首のタービンが起動し、唸りを上げて回転する。 ……鼓動が聞こえる。 胸のコアドリルが、両脚のマッハキャリバーが、高まるスバルの気合いに合わせて脈動している。 唸る右拳を振り上げ、スバルは最寄りのガジェットに飛び掛った。 「――あたしの拳で叩いて砕く!!」 怒号と共に繰り出されたスバルの拳が、ガジェットの装甲に音を立ててめり込んだ。 無論、素手でガジェットを破壊出来ると考える程スバルも自信過剰ではない。 スバルの拳には魔法と螺旋力の他にもう一つ、奥の手とも言える「力」が秘められている。 インヒューレントスキル――ISと呼ばれる戦闘機人の先天固有技能、鋼の肉体と共に与えられた破壊の力。 スバルがかつて忌み嫌い、そして今は受け入れた「人間でない証」……。 「奥の手発動! 振動――」 雄叫びを上げ、スバルが己の「力」を解き放とうとしたその時、ガジェットの眼――のように見えるレンズ部分――から光が消えた。 そのまま糸が切れたようにガジェットは落下し、ごとりと音を立てて床に転がる。 「ぅえ? あ、あれ……!?」 「嘘……」 火花を上げながら沈黙するガジェットを、スバルとティアナは唖然と見下ろした。 予想外の敵の打たれ弱さ――或いは予想外のスバルの馬鹿力――に、脳が事実の認識を拒否している。 「ティア……」 困惑したような表情を浮かべ、スバルがティアナを振り返った。 助けを求めるような顔で自分を見つめるスバルに、ティアナは咄嗟にかける言葉が見つからない。 しかし次の瞬間、 「――こいつら意外と結構脆いよ!?」 「んな訳あるかぁ!!」 ……あっさりと開き直った親友に、ティアナは力の限りに絶叫していた。 「ったく……馬鹿スバル! ちょっと試したいことが出来たから、段取り整えるまでアタシを守って!!」 二挺拳銃を構えながら叫ぶティアナを、スバルはきょとんとした顔で見つめた。 「……こいつら全部、アタシの必殺技でぶち抜いてやるわ」 「ほほう?」 鷹のように鋭く眼を細め、不敵に唇の端を持ち上げるティアナに、スバルの瞳がキラリと光る。 必殺技……そのフレーズを聞いた瞬間、明らかにスバルの目の色が変わった。 「任された!」 胸を張ってそう宣言し、スバルはガジェット達へと向き直った。 防御陣を全開で展開し、ガジェットの放つ光線の雨を気合いで全て弾き返す。 全ては、ティアナの必殺技を見たいがために……。 ちょろいな……己の相棒の扱い易さに内心ほむそ笑みながら、ティアナは術式の構築に集中した。 射撃型の自分が、攻撃を無効化されて「はいそうですか」などと素直に引き退がることが出来るだろうか? 答えは、否――届かないものを届かせなければ、無理を通して道理を蹴飛ばさなければ、この過酷な世界では生き残れない。 二挺拳銃の銃口の前で魔力弾が生成され、更にその周囲を魔力の「膜」が覆っていく。 なのはの攻撃が通用していたところを見た限り、どうやらAMFによる魔法の無効化には限界があるらしい。 許容量を超えた魔力でねじ込んでやれば、攻撃はAMFを突破して本体まで届く……つまりはそういうことなのだろう。 なのはの場合は恐らく「密度」――膨大な魔力を小さな弾丸の形に圧縮して撃ち出すことで、AMFを貫きガジェットを撃破したのだと思う。 集束系の魔法はなのはの十八番、無意識に魔力を籠めていても不思議ではない。 では自分になのはと同じ芸当が出来るか――残念ながら、答えは「否」だ。 凡人の自分にはなのはのように高密度の魔力の集束は出来ない、なのはのような才能は自分には無いのだ。 力押しの出来ない自分は、だからこうして小細工に頼る……クロスミラージュの握るティアナの両手に力が籠った。 自分はなのはと同じことは出来ない、ならば自分は自分のやり方でAMFを攻略するまでだ。 攻撃用の弾体を、無効化フィールドで消される膜状バリアで包む……フィールドを突き抜けるまでの間だけ外殻が保てば、本命の弾丸はターゲットに届く。 固まれ、固まれ、固まれ……! 一心不乱に念じながら、ティアナは外殻生成に集中する。 ガジェットも、スバルの背中も、そして自分自身さえもがティアナの世界から消えていく。 ただ一つ、二挺拳銃の銃口の前で輝き続ける二つの魔力弾だけに、ティアナは意識の全てを集中させていた。 ……鼓動が聞こえる。 両手に握るクロスミラージュが、研ぎ澄まされるティアナの集中力に応えるように脈動している。 魔力の「膜」が弾体全てを覆い尽し、激烈な光が車両内に満ち溢れる。 「ヴァリアブルシュート!!」 ティアナの怒号と共に二挺拳銃の引き金が引かれ、二発の魔力弾がスバルの脇下を潜りながら撃ち出される。 放たれた魔力弾はガジェットの展開したAMFと激突し、拮抗し、押し戻し、そして遂に突き抜けた。 邪魔な「壁」を突破した二発の魔力弾はティアナの意思に操られ、不規則的な軌道を描きながら次々とガジェットを貫いていく。 フィールド系防御を突き抜ける多重弾殻射撃――自身が小細工と称したその攻撃が、本来AAランク魔導師の技能であることを、ティアナはまだ知らない。 「ティア凄い!」 破壊され次々と爆発していくガジェットを眺めながら、スバルが喝采の声を上げる。 「――必殺技にしては地味だけどっ!!」 「一々一言多いのよ! アンタはっ!!」 スバルの蛇足に猛然と噛み付き、ティアナは疲れたように息を吐いた。 その時、車両に充満する爆煙を突き破り、生き残りのガジェットが二人に突撃を仕掛けてきた。 「「!!」」 迫り来るガジェットにスバルの右拳に魔方陣を展開し、ティアナは魔力弾を生成した。 「ディバインバスター!!」 スバルの咆哮と共に放たれた光の奔流が、AMFの壁ごとガジェットを粉砕する。 もうAMFに順応している……集束砲撃魔法による一点集中突破、なのはと同じく力押しで敵を倒したスバルに、ティアナは思わず歯噛みした。 相棒と自分を隔てる才能の壁に絶望し、親友に嫉妬する自分自身に憎悪していた。 しかし、不貞腐れている暇は無い……ティアナは二挺拳銃の引き金を引いた。 初撃でコツを掴み、デバイスの補助で複数同時生成に成功した多重外殻魔力弾が、残りのガジェットを正確に撃ち抜く。 流石は最新型か……両手に握るクロスミラージュを見下ろし、ティアナは感嘆したように吐息を零した。 使い勝手の良さは折り紙つきの上、弾体生成までサポートしてくれる……優秀なデバイスに頼りきりになるような事態は避けたいが、実戦では心強いことこの上ない。 「ティア!」 感慨に浸るティアナの鼻先に、スバルが突然指を突きつけた。 その指先は僅かに震え、瞳の奥では怒りの炎が燃えている。 「幾ら地味だからって、仮にも必殺技をバンバン連発するのはマナー違反だよ!!」 「アンタは何の話をしてんのよ!? それに地味言うな馬鹿スバル!!」 ティアナには理解出来ない次元で激怒するスバルに、ティアナも怒りを爆発させる。 「大体必殺技なんてものはねぇ、須く劣化してライバルに破られた挙句、最終的には雑魚相手の露払い的な役割しか与えられなくなるのが運命なのよ!」 ギガドリルブレイクなんてその最たる例でしょーと続けるティアナに、スバルは愕然と床に両膝をついた。 「ティ、ティアが苛める……」 「純然たる真実よ」 項垂れるスバルに冷然と返し、ティアナは静寂を取り戻した車両内を見渡した。 これでこの車両のガジェットは全滅……しかしここはまだ一両目、まだまだ先は長い。 そう言えば……ティアナは背後を振り返った。 無人リニアレールの運転席、万が一のための有人制御のための機器が、そこに広がっていた。 窓の外の景色は未だ動き続けている、どうやらガジェットを倒しただけでだ列車は止まらないらしい。 「スターズ04からロングアーチへ」 ティアナはもう一度嘆息し、ロングアーチへと通信を繋いだ。 「先頭車両のガジェットは殲滅完了、しかし列車は未だ運行を続行中。ケーブルの破壊は意味ないみたいです」 『ロングアーチからスターズ04へ。こちらからの遠隔操作にも列車は応答しません。 どうやら戦闘の影響、もしくはガジェットによる破壊工作のために関係機器が無力化されているようです』 オペレーターの返答に、ティアナは思わず「え」と声を上げそうになった。 制御機器の破壊、そんな筈はない。 敵の攻撃は防御陣で弾いて一発も自分達には届いていない、その自分達の背後にある運転席も当然無傷だ。 ちょっと待て、自分は今何と考えた……ティアナは己の思考を巻き戻した。 弾いた――自分達は敵の攻撃を弾いて返したと、自分は確かにそう考えた。 ああそうだ……自分とスバルの今回使った防御陣はシールド系、弾いて逸らすのが基本の防御魔法だ。 では弾かれた攻撃はどこに行く――どこかに当たるだろう。 自分を守っている間のスバルが弾き返した敵の魔力弾の中には、真っ直ぐに跳ね返り撃ち出したガジェットをピッチャー返しよろしく直撃したものも一部存在した程だ。 ごく一部、ごく一部にはそのような稀有な弾丸も存在した……では他のものは? 考えるまでもない、滅茶苦茶に跳ね返り好き勝手に車両内を撃ち抜いただろう。 その証拠にほら、車両中に綺麗な丸い穴が無数開き、天井の穴から降り注ぐ暖かい太陽の光が車内を明るく照らしている……そこまで考えて、ティアナは現実逃避をやめた。 つまりはそういうことなのだ。 どうやら自分達の魔法の選択ミスで、運転席周辺は兎も角他の重要な機器を、不可抗力ながら問答無用で破壊しまくってしまったらしい。 こんなことを素直に報告すれば……どう考えても雷――比喩・実物問わず――や始末書では済みそうにない。 「てぃ、ティア。遠隔効かないのってもしかして……」 (しっ! 黙ってなさい!!) 余計なことを言いかけるスバルを念話で黙らせ、ティアナは再び通信を繋いだ。 「スターズ04からロングアーチへ。状況了解しました。列車はこちらから手動で停止させます」 口早にそう告げて通信を切り、ティアナはスバルへと向き直った。 「……そういう訳だけど、リニアレールの操作ってアンタ知ってる?」 「子供の頃に、ゲーセンで!」 「よしお前何にも触るな」 胸を張って即答するスバルにそう申しつけ、ティアナは運転席へと歩み寄った。 「アンタは先に行ってちびっ子達と合流して。アタシも列車止めてからすぐに追い着くから。 ガジェットの破壊よりもライトニング隊との合流が優先、多少の撃ち漏らしはアタシが片付けるわ」 「それは良いけど……ティアの方こそ、電車の運転なんてどこで覚えたの?」 慣れたような手つきでコンソールを操作するティアナに、スバルが怪訝そうな声でそう尋ねる。 スバルの問いにティアナは手を止め、そして振り返りながら真顔でこうのたまった。 「知る訳ないでしょ? そんなもん」 その瞬間、スバルは音を立てて石化した。 「バイクなら免許持ってるし、次元航行船の操縦も訓練の合間に目下勉強中。アンタの巻き添えで巨大ロボまで動かすことになったけど……流石にリニアレールは想定外よ」 「ちょっとちょっとちょっとちょっと!?」 あっけらかんと続けるティアナに、スバルは狼狽えたように声を上げた。 冗談ではない……スバルは奥歯を噛み締めた。 素人の操作では何が起こるか分からない、突然脱線して谷底に真っ逆さま――という笑えない展開も十分有り得るのだ。 この列車には自分達だけでなく、エリオやキャロも乗っている。 聡明で、しかも仲間思いのティアナらしからぬ無謀な行動に、スバルの頭はオーバーヒート寸前だった。 しかし混乱するスバルとは対称的に、ティアナの瞳には不安も迷いも存在していない。 「大丈夫、何とかする」 力強く断言するティアナに、スバルの心も不思議と落ち着きを取り戻した。 何の根拠も無い筈の親友の言葉を、何故か信用出来るような気がした。 「……信じて良いんだね?」 確認するような響きで口にされたスバルの問いに、ティアナは無言で首肯を返す。 「分かった……」 吹っ切れたような笑顔でスバルは頷き、ティアナに背を向けて出口へとローラーを転がせた。 ティアナもコンソールに視線を戻し、不慣れな制御機器との格闘を再開する。 スバルはエリオ達と合流するために、ティアナは暴走する列車を止めるために――それぞれが自分のやるべきことを、自分のやりたい形で成し遂げるために。 「ティアとなのはさんは似てるって、あたし言ったけど……あれ、撤回するね」 自動扉の前まで足を進めたスバルが、不意にそう言ってティアナを振り返った。 無言で操作を続けるティアナの背中に、スバルは笑いながら言葉を続ける。 「ティアの方が、ずっと大雑把だよ」 そう言い残し、自動扉の奥へ消えいくスバルの背中を、ティアナはミラー越しに見送った。、 「まったく……せめて大胆不敵って言いなさいよ、馬鹿スバル」 遠慮を知らない親友の物言いに嘆息しながら、ティアナはコンソールと睨み合う。 スバルは自分を信じてくれた。 ならば自分はその信頼に応え、何としてでも列車を止めなければならない。 重圧に押し潰されそうになる心を叱咤し、ティアナは黙然と作業を続ける。 リニアレール奪還作戦、ティアナ達前線部隊の初任務は……長い戦いになりそうだった。 天元突破リリカルなのはSpiral 第10.5話「初めて会っていきなりだけど、一緒に頑張ろうね」(続) 戻る 目次へ 次へ
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魔法 この世界の魔法は「プログラム」として準備され、詠唱や集中のトリガーによって発動される技術である。 魔法を扱うものは、そのプログラムを自分自身や魔法の発動体にセットして行使する。 魔法を発動させるためのエネルギーとなるのは術者が体内で生成する「魔力」であり、その容量や資質は個人によって異なる。 訓練を受け、魔法を使いこなす者たちは「魔導師」と呼ばれる。 災害救助や事件捜査をはじめ、さまざまな場面で魔導師たちは活躍する。 デバイス 魔導師たちが魔法の発動体として使用する精密機器。杖状のものをはじめ、様々な形状・種別がある。 魔法データの保存や発動補助、打撃武器としての使用、使用法も個人によって様々に異なる。 中でも人工知能を組み込んだタイプは「インテリジェントデバイス」と呼ばれ、術者とともに経験やデータの蓄積によって進化していく。 なのはが保有する「レイジングハート」もインテリジェントデバイスである。 レストリクトロック 対象を拘束する「バインド」系魔法の一種。「指定空間内の物体をその場に固定する」機能を持つ。 エースオブエース・高町なのはが10年前、一番最初に覚えた高位魔法である。 ディバインバスター・エクステンション 魔力を撃ち出す「砲撃魔法」。高密度に集圧された魔力は長距離を減衰することなく直進し、対象を撃ち抜く。 なのはが最初の覚えた攻撃魔法であり、習得以来10年、最も愛用し、得意とする魔法でもある。 飛行 魔導師たちは飛行可能なものも多いが、飛行にはいくつかの適性がある。「飛行」や「浮遊」自体は比較的初歩の魔法ながら、 高高度を自由に飛行する状況においては、空間把握能力や各種の安全措置、飛行のための魔力安定維持等、さまざまな能力が必要とされる。 このため、ミッドチルダでは正規の訓練や適性試験をクリアしたものでないと、高々度飛行魔法の学習はできなくなっている。 一方、高所作業時の安全確保のための浮遊・落下緩和魔法(「高所リカバリー」と呼ばれることが多い)は誰でも学ぶことができるため、 訓練時間のかかる高所飛行魔法は修得しないまま自身の魔法を極めてゆくものたちも多い。 時空管理局では、高所飛行が可能な者を「航空魔導師」、飛行能力を選択しなかった者たちを「陸上魔導師」と呼称する。 魔導師ランク試験 次元世界の司法機関「時空管理局」では、魔法を扱う者達に対して、「魔導師ランク」という資格試験を設けている。 魔法の方向性によって、医療・開発・学問等、さまざまな分野に分類されており、 戦闘関連の魔法ランクは種別は対応空間に応じて「陸戦・空戦」の2つに分けられている。 これらの魔導師ランクは単純な魔力や戦闘能力の強さではなく、あくまで「規定の課題行動を達成する能力」の証明である。 なお、一般の武装隊員はD~Cランクがもっとも多く、Bランクは多くの空・陸戦魔導師たちが最初にぶつかる壁として知られている。 バリアジャケット 魔導師達が身にまとう、戦闘用の防護服。自身の魔力で作り出す。 布地・装甲部分以外にも不可視のバリアが常時張られ、衝撃・温度変化・魔力攻撃等に対して防御効果を発揮する。 スバルとティアナのバリアジャケットは、インナーは2人のオリジナル。上着は陸上武装隊共通のものである。 通常、武装隊所属の魔導師はインナーも含めて規定・あるいは部隊ごとのジャケットが決まっているが、 2人は通常勤務ではバリアジャケットを使用しない部署(災害担当)であるため、試験用にと作成したものである。 サーチャー・オートスフィア 魔力で駆動する遠隔操作・自律行動機械。 サーチャーは映像送信用の機械で、オートスフィアは戦闘訓練用の「攻撃してくる的」である。 試験では試験監督が配置・管理・操作する。 リボルバーナックル スバルの使用する右手用デバイス。 手首の回転リング「ナックルスピナー」で魔力を加速、回転の力を加え打ち出す・あるいは打撃の威力強化を行う機構を持つ。 手首上部にセットされたカートリッジシステムでの「カートリッジ」消費により、瞬間的に爆発的な威力を発生させることも可能。 スバルはとある事情から、非常に深い思い入れを持って愛用している武装である。 カートリッジは6連リボルバー。弾丸補給はシリンダーごと交換する。 自作ローラー スバルが自分で組んだ、走行用の簡易デバイス。 魔法の記憶をはじめとする補助機能はほとんどなく、ごく単純な作りとなっている スバルの魔力で駆動、思考によって前進・後退・踏ん張り時の車輪ロック等の挙動を行う。 アンカーガン ティアナの自作デバイス。機能は最低限ながら、魔法記憶や弾丸加速といった基本部分は押さえてある。 弾丸は2連装。一発のカートリッジロードで、最大十数発の魔力弾発射が可能。 高威力・高性能な弾丸や魔法ほど魔力消費量は大きく、カートリッジの消費も早くなる。 シュートバレット ティアナの基本魔力弾。圧縮した魔力を弾丸状に形成、加速を加えて打ち出す。 魔力運用により、中~長距離での射撃や範囲攻撃、遠隔効果発生といった、一般イメージにおける 「いわゆる魔法」であるミッドチルダ式魔法の術者であればほぼ全員が一度は学習する基本中の基本魔法だが、 ティアナは射撃の専門家を目指すべく、徹底して鍛え上げている。 シューティングアーツ スバルの使用する、魔力駆動ローラーの使用が前提の格闘技術。 ローラーで前進・加速・車輪ロックによる踏ん張りを駆使し、全身で叩き付けるような突撃・打撃攻撃が特徴。 武器・身体強化や直接戦闘を旨とした前衛型術者のための魔法術式「ベルカ式」との組み合わせが基本。 リボルバーシュート リボルバーナックルから放つ衝撃魔法。 魔力発射を不得手とするベルカ式が前提で、射出武器も持たないシューティングアーツの術者が、 ショートレンジで離れた相手に対抗するための魔法。スピナーで加速した衝撃波を発射、対象を破壊する。 距離による減衰が早く、打撃と比較して威力も劣る傾向にあるが、離れた相手への一手や、「面」での攻撃として有効な場面は多い。 オプティックハイド 幻術魔法。術者・あるいは接触した相手の体・衣服の表面に複合光学スクリーンを発生させ、一時的に不可視の状態にする。 レーダーやセンサーも、単純なものであれば騙すことが可能。 激しい動きや強度の魔力使用を行うと、スクリーンの持続時間は加速度的に短くなる。 クロスファイアシュート ティアナの射撃魔法。複数弾丸の同時制御による空間制圧射撃を目標として組んだ魔法で、発射した弾丸は誘導制御が可能。 この射撃魔法を中心に組んだスバルとのコンビネーションが「クロスシフト」となり、2人が最も得意とするコンビネーションである。 最終障害 オートスフィア 魔導師ランク試験の内容は、ランクごとに4~8種類程度のメニューの中から、ランダムで課題が選出され、 試験官・試験監督がルールに従ってそれを配置する。 Bランク試験では約4分の1の確率で選出されるこの大型狙撃オートスフィアは、一般的なBランク魔導師では対処が非常に困難であり、 これが最終課題となった場合、受験者の大半が落第すると言われている。 基本の対処法は、他の課題でタイムを短縮し、大周りでオートスフィアを避けて通る、回避防御スキルをフル活用し、 攻撃を避けてゴールを目指す、の二種である。 2人もスタート時にはこの二種の合わせ技(十分な距離を取りつつ、幻術とフットワークで狙撃を回避してゴールする)を想定していた。 フェイクシルエット 高位幻術魔法。任意の幻影を作り出し、それが本物のように動作させる。 シルエットは衝撃を受けると破壊されてしまうが、実際に触れない限り、目視や簡易なセンサー類で真贋を識別するのは極めて困難。 魔力消費は極めて大きく、現在のティアナの魔力・制御能力では、2~3体を数分維持するのが限界。 ウイングロード スバルの特殊魔法。魔力によって生成した「道」を作成し、空中を移動する。 生成した道は、スバル以外の他者でも乗って移動することが可能。 バリアブレイク 対象が張ったバリアのプログラムに対して割り込みをかけ、浸食・破壊する魔法。 不器用なスバルは腕力と魔力任せ、力押しでの破壊の割合が高いが、試験突破をかけた意地の一撃が、オートスフィアのバリアを破壊した。 ディバインバスター 火災救助時に目の当たりにしたなのはのバスターへの憧れから、スバルが自分で組み上げた魔法。 本来魔力を射出するのが苦手な近代ベルカ式術者のスバルながら、必死の努力によって生み出された「砲撃魔法」。 射程はわずか10数メートルと、砲撃とは言えないほどに短いが、カートリッジの魔力に加え、 体内の魔力を瞬間的・かつ爆発的に撃ち出すその威力は圧倒的。 高密度に圧縮された魔力に捻じ込む回転力が加わり、その破壊力貫通力は、スバルの持つ攻撃のうち、ナンバーワンの威力を誇る。 反面、モーションの大きさ・魔力チャージと発射シークエンスの長さから、使い所の難しい魔法であり、今後の課題と言える。 アクティブガード 衝突・衝撃緩和の魔法。低速度の衝撃爆発を発生させ、高速移動する対象を柔らかく受け止める・速度を軽減させることを旨とした魔法。 なの派の命令と魔力を受けて、インテリジェントデバイス「レイジングハート」が、スバル・ティアナの重量を想定・速度を計測、 速度ゼロになる威力を瞬時に調整、発動させている。 ホールディングネット 対象を受け止めるためのネット。墜落回避等のシチュエーションで多用され、 空を飛び慣れない魔導師の教導などの際には練習空域全域に張り巡らせることもある、なのはにとっては使い慣れた魔法。 柔らかき支柱【ヴァイヒ・スツーツ】 【防壁スポンジ】とでも言うべき、衝撃緩和用の緩衝材を発生させる魔法。 衝突物に対して自動的に伸展し、衝突物を受け止める。 シェルバリア 近代ベルカ式、ギンガの防御魔法。 発動時に大きな魔力消費を伴うが、発動後は一定時間維持され、熱や衝撃から内部の人間や物品を保護する。 プラズマスマッシャー フェイト愛用の砲撃魔法。 電気を伴う魔力砲で、インテリジェントデバイス「バルディッシュ」の微調整により、状況に合わせた的確な威力調節が可能。 ディフェンサープラス 防御魔法。衝撃・温度変化防御の機能を持つ。 ソニックムーブ フェイトの高速移動魔法。飛行速度を瞬間的に加速し、高速での移動を可能とする。 フェイトの魔導師としての最大の資質は「高速機動」であり、その能力を支える基本魔法の一つである。 ギンガの救出時には衝撃緩和の魔法も同時使用しており、ソニックムーブでの救出時にもギンガの体にダメージを与えないよう配慮している。 氷結の息吹【アーテム・デス・アイセス】 広域凍結魔法。 圧縮した気化氷結魔法のキューブを生成、凍結地点に打ち込むことで周辺から一瞬で熱を奪い、凍結させる。 はやての魔導師としての資質は「遠距離・広域」で、後方からの攻性支援については圧倒的な能力を持つ。 反面、単身戦闘をはじめから想定していないはやては直接的な攻撃力は低く、シグナム・ヴィータら守護騎士たちのような強力な前衛に守られ、 司令部やパートナーであるリインからの正確な支援を受けることで最大の能力を発揮し、その強力な支援能力を持って前衛達を守り、 状況を突破するという能力資質となっている。 ソニックムーブ フェイト直伝の、エリオの高速移動魔法。 フェイトのソニックムーブは飛行強化の魔法だが、陸戦型のエリオはダッシュ・ジャンプの加速に性能をチューニングしてある。 地面や壁面を跳ねることで、攻撃・回避といった基礎動作において空間を立体的に使えるよう、フェイトが教え、エリオが鍛えた。 救出用の衝撃緩和魔法は、フェイトがソニックムーブとセットで教えていたこともあり、今回も上手に使用したようだが、 着地の失敗は未熟さ故とも言える。 探査魔法 魔法による目標物の探査。 はやての能力が「攻性支援」とした場合シャマルは「防性支援」の能力に特化しており、通信・探査・治療といったバックアップ能力に長けている。 ガジェットドローンの探査を行い、ヴィータたちに指示を出した。 鋼の軛 魔力によって生じさせた拘束条により、対象の動きを止める魔法。 本来は拘束・捕獲や進路妨害のための魔法だが、対象に直接突き刺すように発生させることで攻撃的な使用も可能。 シュワルベフリーゲン 鉄球をハンマーヘッドで撃ち出し、対象を貫き、破壊する魔法。 重量を伴う実体の鉄球は、魔力付与とハンマーヘッドの加速によって、並の魔力防御や装甲であれば紙のように撃ち抜く破壊力を持つ、 ヴィータの中距離主力魔法。ガジェットが展開したAMFをものともせず貫通している。 リインフォースII 機動六課部隊長補佐であり、空曹長。はやてとは親子のような関係で、はやての守護騎士・シグナム・ヴィータ・シャマル・ザフィーラと同列。 なのはやフェイトらとも顔見知り。30cmあまりの身体サイズ、常時飛行しているその生態。 機動六課の新規メンバーらも、その正体や本質について理解していない者も多いが、異世界交流が盛んなミッドチルダ故、 大半は「まあ、こういう人もいるのだろう」と、なんとなく流している。 その能力や存在の理由については、追って明かされてゆくことになる。 陸戦空間シミュレータ シャリオが設計、なのはが完全監修を行った、陸戦魔導師を鍛えるための空間を疑似生成するシミュレータ。 市街地や森林をはじめ、建物や障害物や足場状況を様々に設定することで、演習のための移動時間を大幅に短縮することができる。 なのはとフォワードたちにとっては、機動六課での日々の大半を過ごすことになる空間である。 ガジェットドローン 正体不明の機械兵器。自律判断による行動を行い、ロストロギアの探索を行う。 画像は現在確認されている「I型」。人間程度のサイズで、高速での浮遊移動を行う。 内部に【アームケーブル】と呼ばれる触手状の腕を持っており、物品の確保や電子機器への介入を行う他、 魔力を使用しない、内蔵電源による熱光線攻撃も行う。 リボルバーシュート 複数対象への範囲攻撃として、攻撃の「面」を使用したが、残念ながら命中に至らなかった。 ルフトメッサー スバルと同じく近代ベルカ式の使い手であるエリオは、射撃・射出攻撃を持たない。 そのため、やり方デバイス・ストラーダによる斬撃の際、魔力によって周囲の空気を圧縮・加速し、 空気の刃を飛ばすことでショートレンジに対応している。 付与した魔力がわずかながら残っているため、刃には魔力光の色が残っている。 ブーストアップ ミッドチルダ式の魔導師であるキャロは、味方の支援に能力が特化しており、ブースト魔法を対象に付与することで、 対象の各能力を向上させることができる。 召喚士は、個人で戦う際には、ブーストを自身の召喚獣にかけて戦闘支援を行うことが多いため、召喚とブーストは相性が良く、 一般的な組み合わせと言える。 (召喚士自体が「一般的」というデータを取れるほどには数が多くないものの、管理局に登録されている召喚士の多くがブースト系を使用魔法に加えている)。 弾丸強化・打撃強化・防御強化の他、フィールド貫通や加速など、さまざまな効果付与を使い分けることができる。 キャロの魔力や魔法の上達に応じて、強化の度合いも強くなる。 AMF Anti Magilink-Fieldの略。 範囲内での魔力結合・魔法効果発生を無効化する高位のフィールド系魔法防御。 カートリッジシステム ベルカ式術者のデバイス「アームドデバイス」には、魔力カートリッジシステムが搭載されている。 カートリッジ消費によって瞬間的に魔力を高め、攻防に生かす。 ミッドチルダ式のデバイスでも希にカートリッジシステムを搭載しているものがあり、なのは・フェイト・ティアナのデバイスがそれに該当する。 魔力変換資質「電気」 魔術師の中には、希に「魔力変換資質」と呼ばれる、魔力を直接的なエネルギーに変換することをごく自然に行える資質を持つ者がいる。 通常は魔法としての制御が必要なそれらの技能を自然に行えることで、自身の魔法に変換したエネルギーを付与することが容易となり、 意図的に変換する際にも高い効率で行うことができる。変換資質は1人1種のみ。 六課メンバーではフェイト・エリオが「電気」、シグナムが「炎熱」の資質を保有している。 スピーアシュナイデン ストラーダによる斬撃。高威力の斬撃だが、現状のエリオの能力では、いまだ魔法陣展開や長いチャージが必要で直接的な戦闘向きではないが、 障害物の突破などに有用。フォワードメンバー4人中、現状で「切断」の属性を有するのはエリオのみなこともあり。積極的に使用している。 ナックルダスター リボルバーナックルによる打撃。スピナーの回転によって高めた魔力で上体~拳を強化。直接打撃で対象を破壊している。 接近戦型のベルカ式術者はこういった「魔力結合に頼らない」戦い方が可能なため、AMFに対応しやすい傾向にある。 ブラストフレア 飛竜フリードリヒによる火炎砲。 火炎発射は、フリード自体の種としての能力だが、キャロの魔力を受け、着弾時爆裂・簡易バインド効果の性能を得ている。 (ただし炎弾が直撃しない限りは威力・バインド能力ともさほど高くない) 現状のフォワードメンバー4人の中では、スバルのリボルバーシュートと並ぶ数少ない範囲制圧攻撃である。 錬鉄召喚 鋼の鎖を召喚する魔法。 鎖は単なる鋼鉄の鎖だが、付近で動くものを自動的に捕縛する「無機物自動操作」の魔法をあらかじめ付与してある。 ヴァリアブルシュート 多重弾殻生成による対フィールド弾。外部の膜状バリアは対応するフィールドに対して激しく反応し、 その反応によってフィールドを瞬間的に中和、保護された弾丸をフィールド内へと到達させる。 射撃魔法の「最初の奥義」と言える技術だが、 フィールドを使いこなす高位の魔導師が相手の直接戦闘のような特殊な状況以外では必要とされない技術であり、 ここまで到達することのない「射撃型」も多い。 ティアナがこの魔法をすでに習得していたことは、そのままティアナの「射撃」に対する思いの深さと、 将来を見据えた鍛錬を重ねてきたことの現れでもある。 八神家 「夜天の主」八神はやてを家長に、守護騎士シグナム・ヴィータ・シャマル・ザフィーラ、リインフォースIIを加えた6人で構成される「家族」。 この一家についての詳細は。新暦65年に発生した「闇の書事件(※)」の記録データに詳細が記載されているが、現在、特秘事項になっている。 おだやかでおおらかな家長を中心に、それぞれ強い絆で結ばれた家族であり、もっとも遅く家族となったリインフォースIIは、 一家の末っ子的存在でもある ※「魔法少女リリカルなのはA s」の中核を成す事件
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screen?name=God%2BHand size=small スペル G8 レア 自分の全てのユニットはターン終了時まで+2Attackを得る自分の全てのユニットは-2Countdownされる キーワード Crimson BullとRallyingを一枚にして合計コストを1上げたスペル。 終盤、リソースよりも手札が不足する場面で 一枚から逆転を狙えるのが強み。
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_ ⌒\ -――-- x<⌒ . . . .ヽ __\、_.... .´ . . . . . . . . . . . . . . .ミくX . . . . . . . . . . . .∧ ⌒>― . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . ハ〉⌒\ . . . . . . ハ /フ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . / ./∧ . . . ハ . . . . . . .. / / . . ./ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .\/ .// . ハ . . . . i . . . . . . .i / . . ./ . . . . . . . .i .| . . . . .\ . .\ . . . .∨彡' . j . . . . | . . . . . . .|. . . . ./ . . ./ . . | . .N . . .\ . -‐十ト . . . .Y . . . . | . . . | . . . . . . .| i . . . . . . .i . . . .|x十ヽト、 . ∨ __ハ . . . . | . . . . ハ . . . | . . . . . . .| |ハ . i . . .| . . . .N__ \{´芹心ヽ . .八 . ./ |. . . | . . . . . . .| |! | .| . 八 . . . . {芹ハ 弋;ツ | . .|r}У .|. . . | . . . . . . .|. |∧∧ \Nハ弋ツ "" _ノ . .|ノ .|. . . | . . . . . . .| ┐ \ハ. . . ,"" ′ , | . . | | . . | . . . . . ./ / | . . 〕ト .  ̄ / | . リ __r‐、r‐、/ / |ハノ >‐ ´ 彡|ノ._ |/ / .| ,、__ ィ 厂示 〉ヽ―― | ク | /ニニニ7 |/ 只} / lニニ/ニ_| / . . | ィ//厂 /_∧ニミl/ _| /ニ/  ̄ ヽ′ . | { くニ// / マ / < ./ニ/__ 〉 . . .| Yニ/ \ く_彡 V 7 ̄ ̄ ミx./ . . . . | |7 , ...... > \ lニニl ∨ / / . . . . . .| | 八 ...o 〉 ... }/ ./ . . . . . . . ノ 〉、__ { ノ 〉 . . . . . ./ { ⌒ / ̄`ー―‐ir―‐〈 イ . . . . . ./ | || 厂二ラ77 . . . / ヽ ___ ∠_ || / ゝ―' / . . ./ \ `ー――└― ′ー‐―′ ./ 高町なのは(23) 左投左打 特殊型 最大球速:142km/h 平均球速:139km/h コントロール:B70 スタミナ:A83 変化球:Hスライダー:5 ナックルカーブ:7 パラシュート(パーム系):6 ナックルチェンジ(チェンジアップ系):4 適性:先抑 【特殊能力】 対ピンチA ・火の玉ストレート ・回復E 怪物球威 ・緩急○ ・勝ち運 ・闘志 ・根性○ ・対強打者○ ・投手威圧感
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